新生ニューカッスル、ユベントスの仏代表MFに白羽の矢 最大19億円で獲得か

ユベントスのフランス代表MFアドリエン・ラビオ【写真:Getty Images】
ユベントスのフランス代表MFアドリエン・ラビオ【写真:Getty Images】

ユベントスのフランス代表MFラビオ、ニューカッスル移籍の可能性

 サウジアラビア資本を手にして補強が注目されるイングランド・プレミアリーグのニューカッスルが、イタリア・セリエAの名門ユベントスから中盤の補強を狙っているという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

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 10月7日にサウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」の主導で、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツアンドメディアからなるグループがニューカッスルの買収を発表。それから2週間弱の20日にブルース監督の解任が発表され、今月に入ってようやくエディ・ハウ監督の就任が発表された。

 一説には3シーズンで7億ユーロ(約910億円)の補強資金があるとも言われるオイル・マネーを背景にした動きが注目されるが、現時点ではプレミアリーグで19位と残留することが今季の至上命題になる。そこで注目される冬の移籍市場では、ユベントスの中盤の存在に目をつけているようだ。

 同紙では、今季マッシミリアーノ・アッレグリ監督が復帰して信頼を勝ち取り切れていないフランス代表MFアドリエン・ラビオが1000万ユーロ(約13億円)から1500万ユーロ(約19億5000万円)ほどで、ニューカッスルに移籍する可能性があると報じている。

 また、先日にはイタリアメディアでウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが1月に契約解除となり、フリーエージェントとなってニューカッスルに加入する可能性も指摘されていた。共通点はいずれも、“ゼロ円移籍”でユベントスが獲得したことにより、高額年俸での契約になっていることだ。

 4部で戦っていたボーンマスをプレミアリーグにまで導いた手腕を持つハウ監督だけに、中長期的なチーム作りに期待が集まる反面、今季のプレミア残留はオーナーサイドからも強く望まれている。中盤の補強として、ユベントスの実力者に手を伸ばすことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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