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W杯アジア予選の「超常的ゴール」が話題 スペイン紙も珍シーンに驚愕「奇妙な現象」
レバノンとイランの一戦で生まれた珍シーン
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節が各地で行われたなか、珍現象から生まれたゴールが話題を呼んでいる。スペイン紙「AS」は「ボールがバーから離れた“超常的”ゴール」と報じた。
注目を集めているのは、11月11日にカタールで行われたレバノンとイランの一戦だ。前半37分に選手も驚く珍事が起きた。
攻めるレバノンが、右サイドからイランのゴール前に向けてクロスを送り込む。高く上がったボールはゴール上を通過してラインを割るかと思われた。イランの守護神や守備陣は完全に足を止めてボールが外に出るのを見守る。ところが、ゴールバーの上付近でボールはぐいっと曲がってファーサイドに流れ、ファーサイドに走り込んでいたレバノンFWスーニー・サードがシュートを流し込んだ。試合は後半アディショナルタイムに2ゴールを決めたイランが劇的な逆転勝利を収めている。
「AS」紙はレバノンの先制ゴール映像を紹介し、「魔術や『Cuarto Milenio』(スペインの調査報道番組)に説明させよう」と見出しを打って報道。「ボールがゴールバーから離れた“超常的”ゴール。レバノンがイランに対してリードし、その場にいた選手たちは、ボールが離れた奇妙な現象をまだ説明できていない」と珍ゴールを伝えている。
イランの選手たちにとっては、予想外のボールの動きに翻弄される形となり、スペイン紙も「超常的ゴール」に関心を寄せていた。
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