「使ってほしかった」 元日本代表DF、三笘の起用“見送り”へ見解「ワクワク感がない」

ベトナム戦は出場のなかったMF三笘薫【写真:Getty Images】
ベトナム戦は出場のなかったMF三笘薫【写真:Getty Images】

【栗原勇蔵の目】初招集の三笘は出番なし「旬な選手を呼んだら使ってほしい」

 森保一監督率いる日本代表は、11月11日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第5節ベトナム戦で1-0と勝利した。MF伊東純也(ヘンク)のゴールで勝ち点3は手にしたものの、FIFAランク98位の相手に結果的に1点のみで、カウンターを食らって危ない場面もあった。W杯最終予選経験者の元日本代表DF栗原勇蔵氏は、出番なしに終わった初招集のMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)に関して「使ってほしかった」と振り返った。

 2勝2敗で11月シリーズを迎えた森保監督は、ベトナム戦にFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、DF長友佑都(FC東京)ら経験豊富な選手を起用。右サイドバック(SB)にはDF山根視来(川崎フロンターレ)を入れ、MF遠藤航(シュツットガルト)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、MF守田英正(サンタ・クララ)とボランチ3枚体制で4-3-3システムを継続採用した。

 5バック気味のベトナムに対し、日本は前半17分、大迫が敵陣で相手を背負いながら落とし、MF南野拓実(リバプール)が左サイドを持ち上がって左足で折り返し。これをフルスプリントで駆け込んできた伊東が蹴り込み、素早い展開から日本が鮮やかに先制した。

 その後は一進一退の攻防が続くなか、日本は前半40分に立て続けのセットプレーを守ると一気にカウンターを仕掛け、スピードのあるドリブルで突破した伊東が貴重な追加点を右足でゲットしたかに見えたが、オフサイドポジションの田中がシュート地点とGKを結ぶライン上にいたことがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言と映像確認で認められてノーゴールとなった。

 後半、森保監督はFW浅野拓磨(ボーフム)、DF中山雄太(ズウォレ)、MF柴崎岳(レガネス)、FW古橋亨梧(セルティック)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)と交代カードを切ったが、最終的にゴールは生まれず。最少得点差の1-0でなんとか勝利を手にした。

 A代表初招集の三笘は最後まで出番がなかったが、栗原氏は「三笘を早い段階で入れてほしかった」と語る。

「スタメンを見ても、常に呼んでいる選手たちの優先度が高くて、順番に出している印象です。見ている側からすると、今旬な新しい選手を呼んだら、どうしても使ってほしい。でも、そういう選手の序列はどうしても低くなってしまう。古橋は途中出場しましたけど、正直に言えばワクワク感がないですよね」

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