サッカーYouTube界の“異端児” 「サンクスチャンネル」に根付く“笑顔提供”のマインド

「サンクスチャンネル」に精力的に取り組む千葉和彦【写真提供:アルビレックス新潟】
「サンクスチャンネル」に精力的に取り組む千葉和彦【写真提供:アルビレックス新潟】

【インタビュー#1】「サンクスチャンネル」の一番の“肝”は「笑顔を届けたい」思い

 インターネットやソーシャル・ネットワーク(SNS)が発達した昨今、アスリートがファン・サポーターに対して自ら情報発信することがスタンダードになった。Jリーガー兼YouTuberの先駆け的存在となった那須大亮氏をはじめ、元日本代表MF本田圭佑(スドゥバ)や長友佑都(FC東京)らがYouTubeチャンネルを持ち、さまざまな企画を展開している。そのなかで、4人のJリーガーがファンへの感謝の思いを込め、配信しているのが、「サンクスチャンネル」だ。まもなく開設から1年、立ち上げメンバーの1人であるDF千葉和彦(アルビレックス新潟)に経緯や今後のビジョンを訊いた(取材・文=Football ZONE web編集部・小田智史/全3回の1回目)。

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 2020年12月に開設された「サンクスチャンネル」は、千葉、DF早川史哉(新潟)、DF西大伍(浦和レッズ)、MF荒野拓馬(北海道コンサドーレ札幌)のJリーガー4人が出演している。千葉と早川は所属クラブの同僚だが、生まれ年も違う顔ぶれがどのようにして集まったのか。新型コロナウイルス禍により、ファンとの触れ合いの場が激減したことも、“精鋭部隊”結成を後押しした。

「この4人は共通の知り合いがいて、昔からLINEグループでやりとりしていた仲なんです。コロナ禍でJリーグが中断している時、ファンの方とも会う機会なく、『どうにか喜んでもらえる場を提供できないか』と考えたところで、たどり着いたのがYouTubeでした。そのなかで、チャレンジしてみようと名乗りを上げた精鋭があの4人です! 今でこそサッカー界にもYouTubeチャンネルはたくさんありますけど、僕らはファンの方との触れ合いの場をメインとしていて少し目的が違うので、緩くやらせてもらってます(笑)」

 コンテンツ制作にあたっては、LINEグループ内で「こういう企画どう?」とフランクに意見交換が行われ、撮影・編集は専門スタッフが行っている。「僕らはいつまでに(動画を)撮らなきゃいけないとか、時間に追われたYouTuberではないので」と笑う千葉だが、「サンクスチャンネル」と命名したように、ファンへの感謝というコンセプトは揺るぎない。

「コロナ禍で気づかされることがたくさんあって、情報を発信することで喜んでくれる方がいると感じました。『サンクスチャンネル』は、『笑顔を届けたい』のが一番。コンテンツを見て笑ってくれたり、サッカー選手の一面と、オフの一面のギャップであったり、普段の雰囲気を感じてもらえたら嬉しいですね」

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