J1清水、ロティーナ監督を解任 今季就任もリーグ16位に低迷、後任は平岡コーチ

清水エスパルスがロティーナ監督の解任を発表【写真:Getty Images】
清水エスパルスがロティーナ監督の解任を発表【写真:Getty Images】

シーズン序盤から低空飛行が続き、降格の危機に瀕する

 J1清水エスパルスは4日、スペイン人指揮官ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督との契約を双方合意の上、 解除することが決定したと発表した。後任には平岡宏章コーチが就任する。

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 64歳のロティーナ監督は、エスパニョール、レアル・ソシエダ、デポルティボなど母国クラブの指揮官を歴任。日本では2017年以降、東京ヴェルディ、セレッソ大阪を指揮し、今季から清水の監督へ就任した。

 今季はシーズン序盤から低空飛行が続き、残り4試合で降格圏内の17位徳島ヴォルティスと勝ち点2差の16位と苦しい戦いが続いている。なお、今回の人事によりイバン・パランコヘッドコーチ、 トニ・ヒル・プエルトフィジカルコーチ、小寺真人分析兼通訳との契約も解除となる。

■ロティーナ監督コメント
「清水エスパルスに関わるすべての皆様へ、お別れの挨拶をさせていただきます。まずは皆様に感謝を申し上げます。クラブフロントの方々、このプロジェクトの一員となる機会を与えていただき、ありがとうございます。そして、ここまでの間、支えてくれたクラブで働くすべての人たち。コーチングスタッフ。そして選手たち。彼らが毎日見せてくれたプロ意識に、とても感謝しています。

なかなか、今シーズン上手くいかない中でも、誰一人ハードワークをやめることはありませんでした。サポーターの方々からは、いつも温かい応援をしていただきました。これからも、これまで通りの最高の力を、引き続きチームに送って下さい。皆さんの存在はとても重要です。

今シーズン、大事な選手たちの怪我が重なるという、難しいシーズンでしたが、我々はどんな時も、大きな期待と情熱を持って仕事をしてきました。その中で、たくさんの人たちに支えられました。今まで本当にありがとうございました。皆様から受けた、愛情と思いやりのおかげで、私、そして私の妻も、この静岡で充実した時間を過ごすことができました。

改めて感謝いたします。皆様、ARIGATO」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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