「大空翼だった」 スペインで生まれた“日本の漫画級”豪快ゴールを現地メディア称賛

セビージャMFオリベル・トーレス【写真:Getty Images】
セビージャMFオリベル・トーレス【写真:Getty Images】

レバンテ戦で決めた豪快シュート、セビージャMFオリベル・トーレスに注目

 スペインのラ・リーガで3位につけるセビージャのMFオリベル・トーレスが、24日の第10節レバンテ戦(5-3)で豪快な一撃を叩き込み、現地メディアは「大空翼モード」「大空翼だった」と報じている。

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 見せ場が訪れたのは前半8分だった。セビージャが左サイドのコーナーキックを獲得。DFルドビク・アウグスティンソンがファーサイドに正確なパスを供給すると、待ち構えていたトーレスがダイレクトでボレーシュートを打ち込んだ。圧巻のゴールに会場のボールテージは一気に高まり、大歓声に包まれている。

 日本の人気漫画「キャプテン翼」に登場する大空翼のスペイン語名「オリベル・アトム」にちなみ、“オリベル”の名前を持つトーレス。そうした背景を踏まえつつ、スペイン紙「AS」は「オリベル、大空翼モードで1-0」「コーナーキックから豪快なボレーシュートを決めた」と称えた。

 またスペイン地元紙「Eldesmarque」も「オリベル・トーレスではなく、オリベル・アトム(大空翼)だった:セビージャ選手のボレー弾」と見出しを立てて報道。「オリベル・トーレスのゴールは今年のベストゴールになるかもしれない」と高い評価を与えている。

 試合は打ち合いの様相を呈し、両軍合わせて8ゴールが生まれた。トーレスの一撃で口火を切ったセビージャが5-3で勝利したなか、“大空翼モード”のスーパーゴールに注目が集まっていた。

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