マルセロ、今季限りでレアル退団へ 古巣クラブ復帰の可能性を海外メディア指摘

レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロ【写真:AP】
レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロ【写真:AP】

若返りを図るレアルで出番減、今季終了後に母国フルミネンセ入りか

 レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは、2006年12月に加入して以来、キャリアのほとんどを「白い巨人」の一員として過ごしてきた。これまで公式戦通算530試合出場38得点という数字をレアルで残している左サイドバックだが、今シーズン限りでクラブを離れる見込みであると、カタルーニャ地方のメディア「エル・ナシオナル」が報じている。

 今シーズン、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスがパリ・サンジェルマンへ移籍し、レアルのキャプテンに就任したマルセロ。しかし、今シーズンは負傷にも苦しみ、ここまで公式戦2試合の出場にとどまっている。24日のバルセロナ戦(2-1)もベンチ入りしたが、出場機会のなかったマルセロは、フロレンティーノ・ペレス会長のもと、若返りを図っているクラブを離れる可能性があるようだ。

 ジネディーヌ・ジダン前監督が率いていた昨シーズンから、フランス代表DFフェルランド・メンディに左サイドバックのポジションを奪われていたマルセロは、一部でカルロ・アンチェロッティ現監督との不和も報じられている。

そんななか「エル・ナシオナル」は、「マルセロの未来は、日を追うごとに明確になっている。ブラジルではフルミネンセに加入すると報じられている。現在の状況が変わらなければ、マルセロは下部組織を過ごした古巣に戻ることになるだろう。この考えをすでにフロレンティーノ・ペレス会長にも伝えている」と報道。レアルでのキャリアが、刻一刻と終焉へ向かっていることを指摘していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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