三笘薫の”圧巻ハット”にチームメイト衝撃 「驚異的という言葉がぴったりだ」
スラン戦でリーグ戦初ゴールを含むハットトリックの活躍を披露
ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズのMF三笘薫は、リーグ第11節スラン戦に途中出場し、リーグ戦初ゴールを含むハットトリックを奪う活躍を見せ、4-2の逆転勝利に貢献した。中盤でフル出場したデンマーク人MFカスパー・ニールセンは、三笘のパフォーマンスに脱帽の声を上げている。
スラン戦でベンチスタートだった三笘は、0-2とビハインドを背負った後半頭から途中出場。すると同10分、ペナルティーエリア(PA)内からグラウンダーのシュートを決め1点を返すと、同点に追いついて迎えた同31分には、味方が高い位置でボールを奪った流れで一気にゴール前へ走り込むと、スルーパスに抜け出し右足で逆転ゴールを奪う。
さらに後半45分、得意のドリブル突破から独走する圧巻のゴールでハットトリックを達成。ハーフウェーライン左で味方からパスを受けると迷わずドリブルで前進し、そのまま中央へ持ち込む。鋭い突破でマッチアップした相手をかわすと、PA内右から対角線上のファーサイドへ右足シュートを流し込み、逆転劇を締め括った。
ベルギーメディア「WALFOOT」では試合後の選手コメントが紹介され、デンマーク人MFニールセンは三笘のパフォーマンスに言及。「フェノメナル(驚異的)という言葉がぴったりだと思う。彼と対戦するのはいいことではないね。ボールが底にあるときだけ走るのをやめるから(笑)」と、ハットトリックの活躍を見せた日本人アタッカーのプレーぶりに舌を巻いていた。
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