「田中碧と遠藤航の2ボランチを検討すべき」 英記者、苦境の森保ジャパンへ緊急提言

失点直結のパスミスを犯した柴崎がチーム最低評価【写真:©JFA】
失点直結のパスミスを犯した柴崎がチーム最低評価【写真:©JFA】

失点直結のパスミスを犯した柴崎がチーム最低評価の「3点」

【MF】
■遠藤 航(シュツットガルト) 5点
いつものハードワークだったが、柴崎が試合に入っていない影響で責務は倍増。シュツットガルトの男は味方がボールをロストするたびに回収に追われた。田中碧と遠藤という五輪代表で輝いた2ボランチを検討すべきだろう。

■柴崎 岳(レガネス) 3点
敗北に直結したパスが失望のクライマックスとなったが、サウジの標的になり続けたそのパフォーマンスを踏まえれば、彼の罪はそれだけではない。森保監督はオーストラリア戦を前に見切るのか。序盤のロングシュートは不運だった。

■南野拓実(リバプール) 4点
前半にアクロバチックなヘディングを放ったが、ファイナルサードでの関与はほとんど無し。リバプールで出場機会が限られている影響大か。

■鎌田大地(フランクフルト) 5点
前半の大迫への完璧なパスは見事。先制アシストになるべきだったが、それ以外のポゼッションで前向きな効果を与えた場面はほとんどなし。

■浅野拓磨(ボーフム) 5点 
堂安律の不在で右サイドに入ったなか、スピードとクロスで数少ないチームの光明に。この日のファーストタッチの質は伊東純也よりも上。

【FW】
■大迫勇也(ヴィッセル神戸) 4点
日本にリードをもたらす黄金のチャンスを台無しにした。鎌田からのパスのシーンは外すことはできない。2度目は中国戦で決めたパターンだったが、重要な試合で決定力無し。
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(マイケル・チャーチ/Michael Church)



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マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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