ルカク、“不可能な角度”から豪快弾! 仏代表GKが制御不能…強烈な一撃に海外注目

ベルギー代表FWロメル・ルカク【写真:AP】
ベルギー代表FWロメル・ルカク【写真:AP】

ネーションズリーグ準決勝フランス戦の前半40分、デ・ブライネのパスに抜け出し加点

 UEFAネーションズリーグは現地時間7日、ベルギーとフランスによる準決勝が行われ、フランスが3-2で大逆転勝利を収めてファイナルに駒を進めた。悔しい敗戦となったなか、ベルギー代表FWロメル・ルカクのゴラッソを海外メディアが取り上げている。

 ベルギーはルカク、MFエデン・アザール、MFケビン・デ・ブライネで3トップを形成。前半37分、MFヤニック・フェレイラ・カラスコがカットインから相手GKウーゴ・ロリスが動けないほどの強烈な一撃を突き刺し、先制に成功する。

 その3分後、ルカクがエースの貫禄を見せる。デ・ブライネのスルーパスに巧みに抜け出したルカクがペナルティーエリア内右の角度のないところから右足シュートでニアサイドを豪快にぶち抜き、2-0とリードを広げた。

 ルカクはこれがベルギー代表通算101試合で68ゴール目。代表通算ゴール数では世界歴代22位タイで、欧州の選手では6位に浮上。米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」は、「不可能な角度からルカク」とこの一撃を称えている。

 もっとも、チームは後半にFWカリム・ベンゼマ、FWキリアン・ムバッペにゴールを許し、あっという間に同点に。ルカクのゴールで勝ち越したかに思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入で得点は取り消され、逆に終盤に決勝ゴールを許して敗退と悔しい結果となった。

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