ドイツ代表主将が決めた電光石火の復活弾! EURO制覇への執念を同僚も称賛

今年3月に右膝靭帯を部分断裂

 右膝の負傷に苦しみ、昨夏に移籍したマンチェスター・ユナイテッドではリーグ戦18試合の出場にとどまっていた。3月末に右膝内側側副靱帯を部分断裂したため、一時はEURO本大会のメンバー入りも疑問視されていた。

 それでもヨアヒム・レーブ監督は、代表の精神的支柱であるシュバインシュタイガーをフランスへ連れて行くことを決断。ウクライナとの重要な一戦で起用し、そしてゴールを決めた主将を絶賛。あらためてチームに不可欠な存在だと語った。

「カウンターからフィニッシュまで持って行けたのは良かった。シュバインシュタイガーが、あそこまで前に行くことは予定していなかったよ。2点目を取ったことで、ウクライナはがっくりきていたね。シュバインシュタイガーの人間性、経験、そして全力を尽くすその姿も重要なものだ。彼の存在は値千金だよ。確かにこの試合では危険な場面もあったがね。しかし全体的には満足できる戦いだった」

 さらにチームメートも仲間の復帰に喜びを露わにしている。守護神マヌエル・ノイアーは「バスティはうまく試合に入って、得点も決めた。彼が先発出場できればいいと思う」と、シュバインシュタイガーのスタメン起用を熱望した。

 

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