ドイツ代表主将が決めた電光石火の復活弾! EURO制覇への執念を同僚も称賛

ウクライナ相手に、出場わずか2分でダメ押し弾を決めたシュバインシュタイガー

 電光石火のゴールで復活を印象づけた。ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーは、12日に行われた欧州選手権(EURO)のウクライナ戦で後半45分に投入されると、そのわずか2分後にカウンターからチーム2点目を挙げた。主将の復活劇に、監督やチームメートも賛辞を送っている。独地元紙「キッカー」が報じた。

 ドイツはウクライナを相手に苦戦を強いられた。前半19分にMFトニ・クロースのアシストからDFシュコドラン・ムスタフィのヘディングシュートで先制したが、得点以降はMFイェフヘン・コノプリャンカとMFアンドリー・ヤルモレンコを中心としたウクライナの攻撃に手を焼いた。同37分にはコノプリャンカが決定機を迎えたが、DFジェローム・ボアテングが間一髪ゴールライン上でクリアするなど、肝を冷やす場面もあった。

 しかし、なんとか1点を守り切ったまま試合を進めたドイツは、MFマリオ・ゲッツェに代わって出場したシュバインシュタイガーがピッチに立ってからわずか2分後、カウンターから猛然と駆け上がると、最後はMFメスト・エジルの左クロスをダイレクトで押し込み、貴重な追加点を奪った。白星発進となったドイツで復活の狼煙を上げたキャプテンは、これからさらに良くなると手応えを感じていた。

「ケガはもうすっかり治ったよ。今日は5分間プレーした。でも今はハーフ(45分)はプレーできるという感覚があるよ。少しずつ試合時間を増やしていければいいね。最も重要なことは、勝利を収めたということだ」

 

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