「動物のように扱われた」 ヴァーディ夫人が仏機動隊によるフーリガン鎮圧用催涙ガスの被害に…

イングランド対ロシアの舞台となった流血のマルセイユで被害に

 現在フランスで行われている欧州選手権(EURO)では、フーリガンによる暴動が社会問題化している。イングランド対ロシア戦が行われたマルセイユでは、11日の試合前後でロシア人とイングランド人フーリガンが衝突を繰り返した。イングランド人男性が意識不明の重体に陥り、複数の逮捕者が出るなど大きな問題となっている。機動隊が出動し、催涙ガスや放水車による事態の鎮圧を図っているが、この騒動に巻き込まれた意外な被害者の存在も明らかになっている。

 英国営放送「BBC」によると、レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの妻レベッカさんは、暴動が起きた際にちょうどマルセイユの街中に居合わせたため、機動隊の噴出した催涙ガスの巻き添えとなった。レベッカさんは「(騒動を)この目で目撃したのよ!」と自身のツイッターを更新。修羅場を振り返っている。

「アウェーゲーム史上最悪の経験ね! いきなり催涙ガスを吹きかけられた。囲われて、まるで動物のように扱われたの! 本当にショッキングだった!」

 

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