スペイン監督、バルサ指揮官の後任に浮上も… 「ラポルタは電話番号すら知らない」
スペイン代表のルイス・エンリケ監督、苦境のバルサ監督就任説を否定
スペイン代表のルイス・エンリケ監督は、苦境にある古巣バルセロナが監督として自身を呼び戻すのではないかという噂について一蹴した。スペイン紙「AS」などが記者会見の様子を報じている。
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エンリケ監督は、現役時代にはレアル・マドリードとバルセロナでプレーし、バルセロナではリーグ優勝を2回経験。さらに指導者としてバルセロナをリーグ優勝2回とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に1回導いた。
バルセロナは現在、ロナルド・クーマン監督が指揮して苦しい状況にある。CLは開幕2連敗で、リーグ戦でもグラナダやカディスにスコアレスドローと、試合内容でも結果でも批判が大きい。すでに監督解任を望む声も強く、ジョアン・ラポルタ会長はクーマン監督への信頼を失っているという報道もある。
そうしたなか、多くの後任候補の名前が挙がりエンリケ監督を呼び戻すプランも存在する。しかし、エンリケ監督は「ジョアン・ラポルタは私の電話番号すら知らないと思う。私はスペイン代表を辞めない。ここで契約を結んでおり、それを尊重する」とコメントし、その噂を一蹴した。
今週末のアトティコ・マドリード戦の状況次第で、その後に控えるインターナショナル・マッチウィークの間に決断が行われる可能性が指摘されている。しかし、スペイン代表監督の引き抜きという事態にはならないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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