ポグバ獲得には史上最高150億円でも足りない!? ユベントスがレアルにクロース放出も要求

スペイン紙が報じる イタリア王者がポグバ代役にクロースを指名

 レアル・マドリードはサッカー史上最高額となる移籍金1億2000万ユーロ(約150億円)で、ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバの獲得を狙っているが、どうやらそのためには天文学的な移籍金にプラスして、ドイツ代表MFトニ・クロースも手放さなければいけないようだ。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 各国のスーパースターをかき集め、銀河系軍団を作り上げてきたレアルが今夏にターゲットとして定めたのは、フランスで開催中の欧州選手権(EURO)でも主役候補の一人となっているポグバだ。現時点では2013年にレアルがトットナムからウェールズ代表FWギャレス・ベイルを獲得した際の9974万ユーロ(約125億円)が史上最高といわれているが、スペイン地元メディアでは、ポグバにはそれを上回る150億円を提示しているとレポートされている。

 しかし、ユベントスはこの驚異的なメガオファーを提示されても、首を縦に振らないようだ。ピッチ全体で圧倒的な存在感を誇るポグバにとって代わる選手を要求しており、マルカ紙は「レアル・マドリードがポグバと契約するなら、ユベントスはクロース獲得を望む」との見出しで報じている。

 ユベントスのスポーツディレクターであるファビオ・パラティッチ氏が高く評価するクロースは、バイエルン・ミュンヘン育ちで、ブラジル・ワールドカップ優勝後の14年夏に3000万ユーロ(約38億円)でレアルに加入。中盤のつなぎ役として“白い巨人”に不可欠な存在となっており、ウェールズ代表MFギャレス・ベイル、フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが組む3トップ「BBCトリオ」へのお膳立てはもちろん、前輪駆動型のチームにあって攻守のバランスを取れる貴重な存在だ。

 

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