「Jリーグのほうがレベルが高い」 新天地デビュー弾の本田圭佑がリトアニアリーグに言及
バンガ戦に勝利後、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行い、デビュー戦を総括
リトアニア1部スドゥバに移籍した元日本代表MF本田圭佑は、26日に行われたリーグ第30節バンガ戦(4-0)で新天地デビューを果たし、移籍後初ゴールも決めた。試合後には自身の公式YouTubeチャンネルでライブ配信を行い、ファンからの質問に答える形で「Jリーグのほうがレベルが高い」と語った。
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現在35歳の本田は、2005年に名古屋グランパスでプロデビュー。その3年後、VVVフェンロ(オランダ)へ移籍を果たすと、そこからCSKAモスクワ(ロシア)、ACミラン(イタリア)、パチューカ(メキシコ)、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)、フィテッセ(オランダ)、ボタフォゴ(ブラジル)、ネフチ・バクー(アゼルバイジャン)と、海外クラブを渡り歩いてきた。
今年3月に加入したネフチではリーグ戦7試合2ゴールをマークしたものの、契約満了により6月にチームを退団。その後フリーとなっていたなか、今月14日にリトアニア1部スドゥバへの移籍を発表した。
海外8カ国目となるリトアニアでのデビュー戦は、右ウイングで先発出場。積極的にボールを受けて攻撃に絡む姿勢を見せると、1点リードで迎えた後半19分にはペナルティーエリア内で味方の浮き球のパスを胸トラップで落とすと、すぐさま右足でシュート。ジャストミートではなかったが、シュートはゴール左隅に決まって貴重な追加点となった。
本田は足がつったこともあって後半30分に途中交代。試合後のYouTubeライブ配信では、まず「もっとやれたなという反省点のほうが多い」と口にした。
「心肺機能とか体全体のパワー系のフィーリングはすごく良かったけど、ふくらはぎにストレスが来ていた」
そのなかで、「Jリーグとどちらがレベルが高かったですか?」というファンからの質問に対して、本田は自らの見解を述べている。
「さすがに無理があって、Jリーグのほうがレベルが高い。でも、試合は相対的な目で考えないといけない。リーグが強くても、例えば相手が格上ばかりなら活躍するのは難しいし、チームに合流して、コンビネーションの面でまだ自分を理解してもらえていないとか、相手のことを理解し切れていないのが難しい。それをいかに短い期間で解決するかが今回の命題。点を取ると、すぐにチームに認められ始めるのでなんとか結果がほしかった」
宣言通り、新天地デビュー戦でゴールを決めた本田。残りの試合でどれだけのパフォーマンスを見せられるか、注目が集まる。