「強力なストライク」 三笘薫が左足一閃…欧州初ゴールに現地注目「見事なシュート」
ベルギーカップ5回戦で移籍後初スタメン、前半16分に先制ゴールを奪取
ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズMF三笘薫は、現地時間21日に行われたベルギーカップ5回戦・レベーケ(5部)戦で欧州移籍後初ゴールをマークし、7-0の勝利に貢献した。ゴールラッシュの口火を切る先制シュートに現地メディアからも注目を浴びている。
三笘は今夏に川崎フロンターレからプレミアリーグのブライトンへ完全移籍したうえで、ベルギー1部サン=ジロワーズへ期限付き移籍。12日のリーグ第7節ヘンク戦(1-1)で途中出場から新天地デビューを飾ると、短い時間ながら切れ味鋭いドリブルでチャンスを演出するシーンも見せた。
欧州デビューから公式戦3試合目となったベルギーカップ5回戦のレベーケ戦では、移籍後初スタメン。すると前半16分、さっそく見せ場が訪れる。ペナルティーエリア(PA)左付近で味方とパス交換。一旦預けたボールのリターンパスをPA内で受けると、左足を思い切り振り抜く。強烈なシュートをゴールへ突き刺し、欧州移籍後初ゴールをマークした。
これで勢いに乗ったチームは、格下相手にゴールラッシュを展開。7得点を奪い大勝を飾ったなかで、現地メディアは三笘の得点シーンに注目。ベルギーメディア「LE SOIR」は左足での豪快な一撃を「強力なストライク」と表現すれば、同国メディア「BRUZZ」ではドリブルで打開を試みたプレーを「日本刀のようにディフェンスを切り裂いていた」と評されるとともに、得点については「傑出した三笘薫が左足から見事なシュートを決めた」と記した。
公式戦デビューから3試合目にして待望の初ゴールを奪った三笘。格下相手ながらも結果を残したことで、さらなる活躍へ期待が懸かる。
page1 page2