川崎、ACLで27得点も…攻撃陣がまさかの沈黙 鬼木監督「得点が取れていないので…」

蔚山の堅守を崩せなかった川崎はACL16強で敗退【写真:ⓒAFC】
蔚山の堅守を崩せなかった川崎はACL16強で敗退【写真:ⓒAFC】

ACLベスト16で蔚山現代にPK負け、ベスト8への切符を逃す

 川崎フロンターレの鬼木達監督は、14日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦、蔚山現代(韓国)戦で0-0からのPK戦で敗れたゲームを終え、無得点に終わったことに敗因を求めた。

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 グループステージで川崎はI組を6戦全勝で首位通過。一方の蔚山もF組を6戦全勝で突破したが、チーム数の関係で唯一発生する1位通過チーム同士の戦いがこの組み合わせになった。そして、川崎は新型コロナウイルスの影響で昨季に続き一発勝負になったゲームをアウェーで戦う不利な条件が当たった。

 そうした中で試合は完全に一進一退の拮抗したものになり、両チームともゴール前に攻め込む場面も作りつつ、GKのファインセーブもシュートミスもあり無得点で120分を終えた。そして迎えたPK戦では、キックの軸足付近の地面が柔らかくなっている難しいコンディションだったが、2-3で敗れた。

 試合後に鬼木監督は「自分たちの時間をもっともっと増やして、得点が取れていないのでそこかなと思います。最後の最後まで力を振り絞ってくれた。PKで負けてしまったけど誇らしいプレーをしてくれて選手たちに感謝している」と話した。

 川崎はグループステージ6試合を27得点3失点と圧倒的な攻撃力で突破。一方の蔚山は13得点1失点と、より手堅い試合運びをする特徴があった。このゲームでは、その蔚山の守備を打ち破ることができなかった。

 日本、韓国それぞれ国内リーグで首位を走るチーム同士がこのラウンドで激突した激闘だったが、川崎はベスト8への切符を逃す結果になった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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