Jリーグを揺るがすレッズとマリノスの関連会社問題でチェアマン指摘 「関連会社と認定される可能性は否定できない」

燃費不正問題で三菱自動車が日産の傘下に

 いずれにせよ、現状維持では規約に抵触する可能性があるということが確認された。今後は、三菱自動車による保有率の引き下げや第三者への譲渡などの解決策を探る必要に迫られる可能性がある。ここ数年コンスタントにタイトル争いを繰り広げ、今季も2試合消化が少ないながらも暫定3位と上位をキープしている浦和は2005年に三菱自動車との損失補填契約を解除している。犬飼元昭元社長は完全な経営的な独立を目指し、株式の保有率の引き下げに動いたが、三菱自動車側の問題で実現しなかった経緯があった。

 Jリーグ屈指の人気クラブである浦和レッズは不正問題など問題山積の三菱自動車から完全な独立を果たすことになるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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