レアル入りの“超新星”、英移籍“拒否”に海外注目 「ユナイテッドの追走は無意味」
18歳MFカマヴィンガへユナイテッド触手も…入団会見で述べた移籍理由に英紙注目
レアル・マドリードは今夏、フランス1部レンヌから18歳のフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガを獲得した。現地時間8日に入団発表イベントが行われたなか、カマヴィンガが述べた移籍経緯に英メディアが注目。マンチェスター・ユナイテッドも獲得に関心を示したことを引き合いに、「ユナイテッドの追走は無意味だった」と指摘した。
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カマヴィンガは2018-19シーズンに16歳でレンヌのトップチームにデビュー。翌シーズンからはレギュラーに定着し、大きな注目を集めた。2020年には17歳でフランス代表デビューを果たした“超新星”に対し、レアルからの関心が盛んに報じられていたなか、今夏の移籍市場最終日に2027年6月30日までの6年契約を締結。8日に行われた入団発表イベントでは、フロレンティーノ・ペレス会長とともに背番号「25」を掲げる姿を見せた。
会見ではカマヴィンガ本人から、移籍へ至った経緯や決め手についても語られ、同選手は「お金ではなく、マドリードと契約するという子供の頃からの夢を叶えられる喜びがある。ここに来ることに迷いはなかった」とコメント。「自分がレアル・マドリードの選手になると分かった時から、ずっと幸せだった。今までいろいろなことを経験してきた中で、家族と一緒にここにいることをとても誇りに思っている」と、念願の移籍だったことを明かした。
これを受けて、英紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」は「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍は“考えなかった”ことを明かした」と綴り注目。ユナイテッドは今夏、前線にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(←ユベントス)、イングランド代表FWジェイドン・サンチョ(←ドルトムント)、最終ラインにはフランス代表DFラファエル・ヴァラン(←レアル・マドリード)を加えた一方、中盤の強化に失敗した。
ターゲット候補にはカマヴィンガも含まれていたとされていたが、代理人との交渉の際、選手本人がスペインへの移籍を希望していることが明らかになり、交渉は決裂したとされている。レアルへの加入会見で、カマヴィンガ本人の口からその思いが公にされたことで、同メディアは「ユナイテッドの追走は無意味だった」と指摘するなど、フランス代表の“超新星”が下した移籍の理由に改めて注目していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)