中国戦辛勝の森保監督が語った覚悟 「私の職は一戦一戦に生きるか死ぬかが懸かっている」

「課題をポジティブ変換して次に臨めるようにと常に考えている」

「私の職については、一戦一戦に生きるか死ぬかが懸かっている。そこについては常に覚悟を持っている。中国戦に向けてという部分では、自分ではあまり変わった感じはしないけど、より自然にこの厳しい戦いを受け止めて、自分らしく仕事をしていこうということに変わっていったのかなというところはある。一戦目はおそらく、選手のコンディションが長距離移動、時差、気候にも合わせるのがなかなか難しい、プレシーズンをやってどうやって意思統一をしようとか、戦う前に多くのことを考えていたのはあるかもしれない」

 森保監督は「負けて気づかされることはたくさんある」と語り、いかにそれをポジティブに変換して次の試合に臨めるかを考えていると明かす。

「理想はすべて勝ちたい。勝ったなかで反省も、できた部分をさらにできるようにしたい。オマーン戦も悔しい限りの敗戦で、頑張ってくれている選手やスタッフ、応援してくれる方に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。試合は、一戦一戦を大事に戦うことで、勝っても負けても成果も課題も必ずあると、直近の試合を振り返って次の試合に生かすのは変わらない。過去の試合の成果と課題を整理して次のエネルギーにしていく。その課題をポジティブ変換して次に臨めるようにと常に考えている」

 サウジアラビア、オーストラリアとさらに厳しい相手が続く10月シリーズでは、森保監督の真価が問われることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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