大型補強のチェルシー、独代表FW獲得を画策か 英報道、放出候補に3選手浮上
低調なサネに“英復帰説”、ハドソン=オドイ、ジィエク、プリシッチが放出要員か
夏の移籍市場は閉幕したばかりだが、戦力を上積みしようとするビッグクラブの動きは止まらない。英紙「デイリー・エクスプレス」は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWレロイ・サネの獲得に向けて、3選手を放出候補にしたと報じている。
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2020年夏に5480万ポンド(約83億円)の移籍金でバイエルンへ移籍したサネは、ここまで公式戦49試合に出場して11得点15アシストという数字を残している。2020-21シーズンのブンデスリーガでは6得点にとどまったこともあり、これまでのウイングの選手と比べて数字が少なく、パフォーマンスも安定しないことから批判を浴びてきた。そのため、プレミアリーグへの復帰がささやかれ始めている。
その最有力候補として名前が挙がっているのが、かねてからサネを高く評価していたトゥヘル監督のチェルシーだ。アーセナルやトッテナムもサネ獲得に関心を示しているとされるが、チェルシーはCLの出場権を得ていることからも、現時点では優位な立場にあるとされている。
しかし、チェルシーはすでに攻撃のオプションが豊富にあるため、新戦力の獲得に動く場合は、現有戦力を放出することが不可欠となりそうだ。記事によると、トゥヘル監督は過去にバイエルンが関心を示していたイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイ、トゥヘル監督の戦術で10番とウイングの両方で居場所を見つけ切れていないモロッコ代表FWハキム・ジイェフ、そして、出番が限られているアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチの3選手のうち一人を放出要員にするという。
トゥヘル監督はウイングバック、もしくはベルギー代表FWロメル・ルカクの背後でサネを起用する考えがあるという。果たして、サネは再びプレミアリーグに戻ることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)