レアル残留希望のベイル、契約延長の可能性は? 専門メディアが“2つの条件”を指摘
21-22シーズン限りで契約満了、契約延長へのポイントに現地メディアが言及
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、2021-22シーズン限りでレアル・マドリードとの契約が満了を迎える。一部には引退を希望しているという報道もあったが、ベイルはカタール・ワールドカップ後も、まだ第一線でプレーする希望を持っているという。そんななか、最も望むとされるレアル残留という選択肢が実現する条件を、レアル専門メディア「ディフェンサ・セントラル」が報じている。
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2013年夏にトッテナムからレアルへ移籍したベイルは、2度のリーガ・エスパニョーラ優勝、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝などに貢献したが、ジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れた昨季は、古巣トッテナムへ期限付き移籍した。ジョゼ・モウリーニョ監督が途中解任されるなど、難しいシーズンを送った同クラブで、公式戦34試合16得点3アシストという記録を残して、今シーズンはレアルに復帰した。
本調子であれば、世界有数のサッカー選手であることは誰もが認めるところ。それだけにレアルも、状況次第では来季以降もベイルを戦力としてクラブに留めておきたいはずだろう。そんなベイルの去就に関して、「ディフェンサ・セントラル」は、レアルとの契約延長のために2つの条件を挙げている。
「一つは、大幅な減俸を受け入れること。現在も彼はベルギー代表MFエデン・アザールに次いで高給となる年俸1500万ユーロ(約20億円)を受け取っており、減俸を受け入れることは避けられない。もう一つは、契約最終年となる今シーズンの出来だ。サッカー選手としてまだまだ活躍できることを示し、契約延長にふさわしいことを認められる必要がある。彼はクロアチア代表MFルカ・モドリッチより、4歳も若いが、クロアチア人はまだ高いレベルを維持している」
イギリスのEU離脱に伴い、ウェールズ代表のベイルも今季からはEU圏外選手として扱われる可能性があった。しかし、リーガが現行の契約が満了するまでは、EU圏内選手とする特例を認め、レアルでのプレー続行が可能になっている。そんな追い風を受けたベイルは、今シーズンで再び自身の価値を示せるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)