元ブラジル代表MF、W杯最終予選で黒星発進の中国にエール 「第2戦の日本戦に集中しよう」

上海ポートでプレーする元ブラジル代表MFオスカル【写真:Getty Images】
上海ポートでプレーする元ブラジル代表MFオスカル【写真:Getty Images】

オスカルが中国最大のSNS微博で、豪州戦の負けを「忘れる」ようにアドバイス

 中国代表は2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦でオーストラリアに0-3で完敗。7日には森保一監督率いる日本代表と対戦するなか、中国1部・上海ポートでプレーする元ブラジル代表MFオスカルは、「第2戦に集中しよう」とエールを送っている。韓国放送局「毎日放送」が伝えた。

 カタールの首都ドーハでオーストラリア戦に臨んだ中国は、帰化選手のFWエウケソンとDFティアス・ブラウニング、エースFWのウー・レイらが先発するも前半24分、26分と立て続けに失点。後半にも追加点を奪われ、0-3で敗れた。

 指揮を執るリー・ティエ監督は、「最初の20分間は良かったが、徐々にボールコントロールが乱れていった。守備は相手のポゼッション時に組織的に機能しなかった。自分たちよりも強い相手と対峙する際、選手たちは勇気を出さなければならない」と試合を振り返っていた。

 中国は7日、ドーハで同じ黒星スタートとなった日本と対戦予定。最終予選に生き残るうえで重要な一戦となるなか、2017年から中国1部・上海ポートでプレーする元ブラジル代表MFオスカルは中国最大のSNS、微博(Weibo)で「オーストラリアとの失望の夜は忘れて、第2戦(の日本戦)に集中しよう。頑張れ!」と綴り、中国代表にエールを送った。

 お互いの意地と意地がぶつかり合う、白熱のゲームとなりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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