ヴァーディ加入で玉突き移籍が発生!? アーセナル快足FWに40億円でのウェストハム行きが浮上

在籍10年のウォルコット 序列4番手に降格なら新天地を求めるか

 アーセナル移籍が秒読み段階と言われる“ミラクル・レスター”のエースであるイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディだが、それが玉突き移籍を引き起こす可能性が浮上している。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」がアーセナルのスピードスター、FWセオ・ウォルコットのウェストハム行きを報じている。

 2006年にアーセナルへ移籍して10年が経とうとしているウォルコットだが、これまでの離脱期間を合計すると約2年分に相当するという。そして、ヴァーディの加入により序列がFW陣の4番手以下に下がる可能性が高まり、ウェストハムが獲得に乗り出しているという。

 ウェストハムは来季から、2012年ロンドン五輪のメイン会場だったオリンピックスタジアムをホームスタジアムにする。ロンドン市から年間4億円での賃貸契約を結んでいるが、警備やピッチ整備、清掃などの諸経費がロンドン市の負担という有利な契約が結ばれ、5万2000席を販売したシーズンチケットも完売と、資金的にも欧州トップクラスの仲間入りをしようとしている。

 ウォルコットの移籍金は2500万ポンド(約40億円)と見込まれる。負傷により順風満帆のキャリアを過ごせていないスピードスターは、同じロンドンのクラブへ新天地を求め、キャリアの再生を図るのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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