「パイェがペットボトルの犠牲」 ニース×マルセイユが中断、観客もピッチ乱入の大混乱

ニースとマルセイユで起きた大乱闘が発生【写真:Getty Images】
ニースとマルセイユで起きた大乱闘が発生【写真:Getty Images】

投げ込まれたペットボトルがマルセイユFWパイェの背中を直撃して事態は深刻化

 フランス1部リーグ・アンは現地時間22日、ニース対マルセイユの一戦が行われたが、試合中にスタンドから投げ込まれたペットボトルが引き金となり、両チーム、サポーターがピッチ上で入り乱れる大混乱となり、打ち切りとなった。

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 試合はホームのニースが後半3分、デンマーク代表FWカスパー・ドルベリのゴールで先制。1点ビハインドとなったマルセイユが反撃を試みるなか、後半30分に事件が起こった。

 敵陣コーナー付近のマルセイユFWディミトリ・パイェに向かってニースサポーターが陣取るゴール裏からペットボトルが投げ込まれ、これがパイェの背中を直撃。激昂したパイェがペットボトルを拾い、怒りの形相でこれをスタンドへ投げ返す。

 ニースのブラジル人DFダンテとフランス人DFジャン=クレール・トディボが止めに入ったが、サポーターたちもヒートアップ。次々と物が投げ込まれ、マルセイユの選手たちも怒りを露にし、両チーム入り乱れて一触即発に。その後、サポーターもピッチに次々と侵入してマルセイユの選手たちに掴みかかる事態となり、試合は中断となった。

 両チームの選手たちは一度ロッカーに下がり、45分以上の中断を経て、試合を再開するかが検討されたが、結局そのまま打ち切りとなった。

 フランス・メディア「Le10Sport」は、「パイェが試合中にペットボトルの犠牲に」と背中にペットボトルが直撃した瞬間を紹介。背中にはものが当たった衝撃で、赤い跡ができているのも確認できる。

 一方、ニースのジャン=ピエール・リヴェール会長は、「こんな形で(試合が)終わったのは残念だ。ペットボトルが投げ入れられたが、火の粉を燃え上がらせたのはペットボトルを投げ返したマルセイユの選手の行動だ。審判は試合の再開をためらっていた。セキュリティーは審判に問題ないと言っていたし、誰もが大丈夫だと言っていたが、マルセイユ側は再開を望んでいなかった」と試合が再開されなかったことに不満を示していた。

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