もう“KUBOチャンネル”? マジョルカ、久保建英の“練習追跡動画”にファン感激

マジョルカで新シーズンを迎えたMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカで新シーズンを迎えたMF久保建英【写真:Getty Images】

21日にアラベス戦を控え、精力的にトレーニング

 マジョルカは現地時間21日、敵地でのリーガ・エスパニョーラ第2節アラベス戦を控える。クラブ公式YouTubeチャンネルは、2年ぶりに復帰した日本代表MF久保建英の練習模様を重点的に追っており、ファンも熱視線を送っている。

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 8月6日までU-24日本代表の一員として東京五輪を戦った久保は、シーズン初戦のベティス戦はまずはベンチスタート。試合はベティスペースで進んだなか、前半25分にマジョルカが一瞬の隙を突き、MFダニ・ロドリゲスのスルーパスからDFブライアン・オリバンがダイレクトシュートを決めて先制に成功する。1点リードで折り返したが、久保が途中交代の準備をしていた後半14分、セットプレーから相手FWファンミにヘディングシュートを放たれ、GKマノロ・レイナの手を弾かれてネットを揺らされてしまい、オウンゴールという形で同点とされた。

 その直後の後半16分、「17番」の久保がMFサルバ・セビージャに代わって登場し、左サイドに入ると、本拠地ソン・モイシュのサポーターからは大きな拍手とチャントが送られる。精力的に動き回り、後半27分からは右サイドに回った久保は、その直後にドリブルで持ち込んでファウルをもらい、FKを獲得。自らこのキッカーを務めたが枠を捉えられず、ゴールはならなかった。試合はそのまま、1-1のドローに終わった。

 ルイス・ガルシア監督は試合後、「タケの良いところは非常に実戦感覚がある点。これまでにたくさんの試合、公式戦に90分通して出場しており、良い状態にある。だが、チームでは3日しか経過していない。我々の狙いは右サイド、または中盤の中央でのプレー。ラゴ・ジュニオールを途中出場させたときに、タケが快適さを感じるところに置くことができた。彼は大いに我々を助けてくれる選手だと思う」と、久保に期待をするコメントを残していた。

 21日には敵地でアラベスと対戦するなか、マジョルカ公式YouTubeチャンネルは「マジョルカの練習」と題した動画を投稿。4分30秒に及ぶ映像の大半で久保が登場し、アジリティーメニューやダッシュ、ミニゲームでドリブルからシュートを決めるシーンなど満載の内容となっており、ファンからは「もう久保チャンネル?」「タケラッシュで嬉しい」「久保の成長記録みたいになってる」といった声が上がった。

 久保のピックアップが多いのも、クラブの期待の表れ。決意の復帰を決断した思いを、結果に反映したいところだ。

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