まさに川島劇場… ブルガリア戦で1年ぶり代表先発の守護神が凡ミスで2失点後、PKストップの乱高下

お粗末な2失点に試合後は渋面

 だが、6-0リードで迎えた後半14分に川島は痛恨のミスを犯す。自陣で吉田のヘディングパスを奪われると、MFミハイル・アレクサンドロフに抜け出される。1対1となって飛び出した川島は一度ボールを収めたかに見えたが、弾いてしまい、無人のゴールに難なく流し込まれて失点を喫してしまった。

 後半37分にはエリア内でMFチョチェフが放ったほぼ正面のシュートを、脇を抜かれてあっさりと失点。セーブ可能な一撃に見えたが、川島はピッチ上で大の字に倒れこんだ。

 そして後半44分、最大の見せ場がやってきた。エリア内で原口がファウルを犯し、PKの大ピンチ。この危機的状況で、相手MFのG・ミラノフのシュートを横っ飛びでセーブ。ガッツポーズも飛び出し、同僚から祝福された。ハラハラドキドキの川島劇場となったが、守護神はお粗末な2失点に、試合後のピッチでは渋面を浮かべていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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