PSGを上回る好条件の提示は至難の業か

「代表のチームメイトで主将のディエゴ（・ゴディン）とは、コミュニケーションを取っているよ。時にはそれがアトレチコの話であることは避けられない。僕を伴うことについて相談したいみたいだ」

　熱心な会話もあって、カバーニは「僕はアトレチコが本当に競争力のあるチームだと思っていて、興味を示しているよ」と、ロジブランコス（赤と白の軍団）への加入に色気を見せたという。

　とはいえ「今の僕はPSGの選手であることを尊重しなければならない。その契約についての詳細について語るのは不適切だろう」とも話している。資金力豊富なPSGよりもアトレチコが好条件を提示するのは非常に厳しいと見られているが、2012-13シーズンにセリエA得点王にも輝いたことのあるゴールゲッターを手にできれば、シメオネ監督も納得して本拠地ビセンテ・カルデロンで指揮を執るに違いない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images