カシージャスが同僚の韓国代表FWに差別発言? SNSでのコメントが物議を醸す

ポルトの同僚ソクはジョークで返答もネット上で炎上 英紙が報じる

 FCポルトのスペイン代表GKイケル・カシージャスが、韓国人選手に対する差別的な発言を行ったのではと物議を醸している。英紙「インディペンデント」など複数メディアが報じている。

 「聖イケル」の愛称を持つ守護神は同僚の韓国代表FWソク・ヒョンジュンが自身のインスタグラムで公開した写真に対して「目を開けろ!」とコメント。ソクも「これでもすでに開いてるんだぜ、アミーゴ」と冗談で返したが、インターネット上では差別発言なのではと議論が起きている。

 レポートでは韓国人ジャーナリストのスティーブ・ハン氏のツイートをピックアップして掲載。ハン氏は「これがジョークでもそうでないにもかかわらず、無神経な発言だ」とカシージャスを痛烈に批判した。

 英紙「メトロ」も「イケル・カシージャスがチームメートのソク・ヒョンジュンへの差別的なジョークで非難された」と報じている。スペイン代表歴代最多出場記録を持ち、6月に開幕する欧州選手権フランス大会に臨むメンバーに選出された英雄は、思わぬ形で槍玉に挙げられることとなった。2人はソーシャルメディア上で交流するほど良好な関係性を築いているように映るが、カシージャスの発言は見る人によっては不快感を与えるものとなったようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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