「驚くべき決定」 堂安&久保の“2枚替え”にスペイン紙言及「PK戦の準備をしていた」

U-24日本代表MF久保建英と堂安律【写真:Getty Images】
U-24日本代表MF久保建英と堂安律【写真:Getty Images】

120分を戦い0-1と惜敗した日本、スペイン紙が延長戦突入時の采配に言及

 U-24日本代表は3日、東京五輪サッカー男子の準決勝で強豪スペインと対戦し、粘り強い守備で奮闘したものの延長戦の末に0-1で敗れた。今大会を通じて日本の攻撃を牽引しているMF堂安律とMF久保建英は、延長戦突入と同時にベンチに下がったが、スペインメディアはこの采配について「勝つための急襲よりも負けることへの恐れがある」と伝えた。

 53年ぶりのメダル獲得と史上初の決勝進出を目指す日本が、1992年バルセロナ大会以来の金メダルを狙うスペインに挑んだ大一番。序盤から地力で勝るスペインにボールポゼッションで押し込まれ、前半39分にはスペインFWラファ・ミルに抜け出されるも、GK谷晃生が好セーブを見せて0-0でハーフタイムを迎えた。

 後半も一度はPKを宣告されながら、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の進言によって取り消されたDF吉田麻也の好守などによって無失点でゲームを進めると、後半33分には久保が左サイドから仕掛けて左足でシュート。後半アディショナルタイムにはカウンターから堂安が鋭く抜け出すと、スペインMFマルティン・スビメンディがたまらずにユニフォームを引っ張って止めてイエローカードを受けた。

 90分を0-0で終え延長戦に突入するなか、森保一監督は堂安と久保を下げてFW前田大然とMF三好康児の投入を決断。スペイン紙「マルカ」はマッチレポート内で、この“2枚替え”について「日本はクボとドウアンを引っ込め、よりフィジカルを強化しPK戦の準備をしていた。チームの骨組みを完全に変えたスペインからのサプライズを望まなかった。より多く相手エリアに近づくため新しい中盤とサイドにしたが、苦労していた」と言及。スペイン紙「ABC」も、堂安と久保がベンチに下がったことを「驚くべき決定」としたうえで、「勝つための急襲より負けることへの恐れがある」と伝えていた。

 最終的に日本は120分を戦ってゴールをこじ開けられず、延長後半10分に途中出場のFWマルコ・アセンシオに鮮やかな左足シュートを叩き込まれ0-1で敗戦。世界トップクラスの相手に奮闘したものの、総合力の差を見せつけられての惜敗となった。

(Football ZONE web編集部)


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