悪童ペペ、相手選手激怒の“ヒップアタック”お見舞いで波紋 「乱闘の発端に」

ポルトDFペペ【写真:Getty Images】
ポルトDFペペ【写真:Getty Images】

ペペのラフプレーにムヒタリアンが激怒して反撃を試みる

 ポルトとローマは現地時間28日、ポルトガルでフレンドリーマッチを行い、1-1のドローに終わった。後半、両チームの選手が入り乱れる乱闘騒動を引き起こす発端となったポルトDFペペのプレーに海外メディアが注目している。

 試合は後半11分、MFジャンルカ・マンチーニのゴールで敵地に乗り込んだローマが先制。ポルトが1点ビハインドの状況で迎えた同19分だった。ローマのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンにパスが入ったところを、ポルトはペペとイラン代表FWメフディ・タレミが2人がかりで猛チャージ。特に、ペペは接触の瞬間に背を向けてヒップアタックをお見舞いするような形になり、左腕もムヒタリアンの顔付近を直撃している。

 このラフプレーに激昂したムヒタリアンは、倒れ込んできたペペを蹴ろうとする素振りを見せ、起き上がったあとも掴みかかろうとした。ポルトの選手に制止されたことで、両チームの選手が入り乱れ、あわや乱闘の騒動に発展している。

 最終的にローマはムヒタリアン、ポルトはMFブルーノ・コスタにイエローカードが出る形となったなか、スペイン紙「マルカ」は「ペペが再び。ムリタリアンとの対峙がポルト―ローマの乱闘の発端に」と気性が荒いことでも知られるペペのプレーに注目。インドネシアのスポーツ情報サイト「Detik Sport」は「ムヒタリアンは激怒し、ペペを蹴ろうとした。周囲の選手は慌てて制止に入った」と伝えた。

 試合は終了間際にポルトが同点に追いついたが、後味の悪いゲームとなってしまった。

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