バラバラなブロッキ政権でも粉骨砕身

 　クツカも、次期指揮官が不透明な状況にあるミランよりも、減俸を受け入れてでもミハイロビッチ氏の下でのプレーを希望する可能性が大いにあるとしている。クリスティアン・ブロッキ監督の就任以来、個々のバラバラな動きが目に余ったミランにあって、チームのためにハードワークする姿勢を崩さない選手という印象が強い存在だ。

　果たして、ミハイロビッチ氏は他にもミランから選手の引き抜きを考えるのだろうか。契約が残り1年となり、去就問題が浮上している日本代表FW本田圭佑は1得点3アシストと散々な成績だったが、クツカ同様にハードワーカーとして評価を手にしていた。ミハイロビッチ氏の評価次第では引き抜きのターゲットになることもあるのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images