本田の評価は? トリノ新監督に就任した鬼軍曹ミハイロビッチがミラン最高のハードワーカーを引き抜きへ

スロバキア代表MFクツカは1年間の貢献で移籍金67パーセント上昇

 トリノの新監督に就任することが決まったシニシャ・ミハイロビッチ氏が、ACミランから教え子のハードワーカーの引き抜きを画策している。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 今季就任1年目の終盤にミラン監督を解任されたミハイロビッチ氏、ジェノアから自身たっての希望でミランに移籍したスロバキア代表MFユライ・クツカの獲得を、ミハイロビッチ氏は熱望している。ミランの中盤に君臨したファイターは、ハードワークを軸にしたチーム構築を好むセルビア人指揮官の好みに最もハマった存在だ。4-3-1-2から4-3-3、4-4-2とシステムを変遷させていく中でも、常にクツカはボランチで指揮官のファーストチョイスとしてレギュラーポジションを獲得していた。

 問題になるのは移籍金と年俸だという。昨季の獲得時点で4年契約を交わしているクツカは、ミラン移籍時に移籍金300万ユーロ(約4億円)で獲得しているが、昨季ミハイロビッチ氏に重用されてその実力を示したことで価値は上昇。現在は500万ユーロ(約6億5000万円)まで移籍金が上がっているという。また、年俸も150万ユーロ(約2億円)となっている。

 現在のトリノの予算は、移籍金で400万ユーロ(約5億円)が限界で、年俸も100万ユーロ(約1億3000万円)ほどだという。それでも、ミハイロビッチ氏はクラブの人員整理をしてでもこのスロバキア人ハードワーカーの獲得を熱望し、自身から直接本人に打診することも辞さない構えだという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング