当初は“合宿要員”も野戦病院化で抜擢

　今回26選手を最終候補に招集したホジソン監督にとって、今季リーグ戦5得点の活躍で初招集に踏み切った18歳の若者は将来性を期待された“合宿要員”と英メディアでレポートされていた。だが、リバプールFWダニエル・スターリッジがふくらはぎの故障で本大会に間に合わない可能性が浮上。そこで巡ってきたオーストラリア戦先発のチャンスで、ラッシュフォードがいきなり結果を出した。

　マンチェスター・シティMFファビアン・デルフは股関節の故障で最終メンバーに入らないことが決まるなど故障者続出のイングランド代表にとってはまさに光明となる鮮烈なデビューとなった。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images