“ドイツの至宝”が残留宣言も非情のバイエルンCEO 「移籍せよ」と戦力外通告

ルンメニゲCEO「マリオに全てを明確に伝えた」 アンチェロッティ新体制でも低評価か

 バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが来季残留を宣言したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに対して、移籍を検討するように非情指令を出している。ドイツ地元紙「キッカー」が報じた。

 ゲッツェの去就問題は今季終盤から過熱している。来季就任する新監督のカルロ・アンチェロッティ氏との電話会談の内容がドイツメディアにリークされ、出場機会が確約されないなどの厳しい状況が明らかになっていた。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督から重用されなかったドイツ最高の才能と呼ばれるゲッツェはドルトムント時代の恩師ユルゲン・クロップ監督の待つリバプールから正式オファーが届いたが、来季残留を熱望。アンチェロッティ体制始動初日に「ベストな状態に仕上げる」と語っていた。

 だが、クラブ首脳の考えは対極だった。ゲッツェに移籍を再検討するように指示している。

「我々はマリオに全てを明確に伝えた。クラブの考え、次期監督の考えも彼は知っている。マリオはコンスタントな出場機会を手にしたいのか、自分自身で考えないといけない」とルンメニゲCEOは非情な通告を出した。アンチェロッティ監督のみならず、バイエルンとしても戦力として高い評価を下していない事実を明らかになった。

 

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