U-24日本代表、南アフリカ戦出場全15選手「パフォーマンス査定」 “5つ星”の3人は?

殊勲の決勝ゴールを挙げた久保建英【写真:AP】
殊勲の決勝ゴールを挙げた久保建英【写真:AP】

殊勲の決勝ゴールを挙げた久保、得点機演出の田中を最高評価に

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■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★☆☆
 ボールを失った後の守備への切り替えと寄せの早さで、南アフリカの攻撃を遮断。かなり厳しい判定でイエローカードをもらったのは、この先の戦いに気がかりなところ。

■田中 碧(デュッセルドルフ)=★★★★★
 中盤の底で遠藤とゲームをコントロール。時間を作る時とワンタッチでパスを出す時の判断が抜群。機を見てゴール前のスペースに入り込み、久保へのアシストを含めた決定的なパスも見せた。

■堂安 律(PSV)=★★★★☆(→後半40分OUT)
 直前のスペイン戦まで4試合連続ゴールと好調な状態で大会入りしたが、本番でのゴールは次戦以降に持ち越しに。それでも久保との連携や豊富な運動量で南アフリカの脅威になった。

■町田浩樹(鹿島アントラーズ)=★★☆☆☆(←後半40分IN)
 堂安が警告を1枚受けたこともあってか、試合終盤にピッチに立つ。短時間の出場ゆえ、評価をするのは難しいが、初戦から出場できたことはメリットになりそうだ。

■久保建英(レアル・マドリード)=★★★★★
 中央をスタートに、両サイドに顔を出しながらチャンスメークをこなし、危険なフィニッシャーとして、セットプレーを含めてゴールを狙い続けた。この試合、唯一のゴールをカットインから決め、白星発進の立役者に。東京五輪を自身の大会にできるか。

■三好康児(アントワープ)=★★★☆☆(→後半15分OUT)
 前半33分に相手のミスからGKと1対1になる決定機を得たが、シュートをGKに阻まれて得点ならず。それ以外の場面では、プレスバックが光り、まずは失点しないチームのコンセプトを体現した。

■相馬勇紀(名古屋グランパス)=★★★☆☆(←後半15分IN)
 最初の交代枠で投入される。ボールタッチは少なかったが、仕掛ける意識は示した。久保のゴール場面では起点になるとともに、フリーランニングで空間を作り、影ながら貢献した。

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