大量流出危機のドルト就任2年目はトゥヘル色全開 教え子のシュールレ獲得を熱望

トップデビューを後押しした恩師

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、マインツ時代の教え子であるヴォルフスブルクのドイツ代表FWアンドレ・シュールレ獲得を希望しているという。独地元誌「シュポルト・ビルト」が報じている。

 シュールレにとってトゥヘル監督はプロデビューの機会を与えてもらった恩師にあたる。09年にマインツのユースでプレーしていた当時20歳のシュールレは、トゥへル監督に見いだされてトップチームでデビューを果たした。そこからレバークーゼン、チェルシーと徐々にステップアップを果たし、14年ブラジル・ワールドカップではドイツ代表の 一員として優勝も経験している。

 ドルトムントは、すでに主将のDFマッツ・フンメルスをバイエルンへ放出し、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンに移籍のうわさが浮上するなど、今夏の大量流出が懸念されている。

 そうした状況の中で、最新のリポートによればトゥヘル監督はまな弟子シュールレと、ドルトムントで再会する夢を持っているという。競争力を維持するためにも、スピードと決定力を備える25歳のアタッカーに照準を定めたようだ。

 

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