東京五輪の「注目タレント20人」を英誌特集 日本からは久保建英と冨安健洋が選出
ブラジルから最多5人、スペインからは4人が選ばれる
東京五輪の開幕まで残り5日となり、各国メディアでも徐々に注目度が高まってきている。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」も特集を組み、東京五輪のサッカー男子に出場する選手のなかから注目の20人を紹介。開催国の日本からはMF久保建英(レアル・マドリード)とDF冨安健洋(ボローニャ)の2人が選出されている。
新型コロナウイルスの影響により、開催が1年延期された東京五輪の開幕が迫っている。16カ国が出場するサッカー男子は7月22日に開幕し、28日のグループリーグ最終戦でベスト8が決定。31日に準々決勝、8月3日に準決勝を戦い、6日の3位決定戦と7日の決勝でメダリストが決まる。
1年延期となったことで、今大会の出場資格は24歳以下の選手となっており、各国とも25歳以上のオーバーエイジを最大3人まで招集可能。A代表とは異なり、FIFAに選手招集の拘束力がないため、FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)を筆頭に来日しないスター選手も多いが、それでも年代別代表の集大成として注目度は高い。
同誌も開幕を前に、「見るべき20人の選手」と題して特集記事を掲載した。2016年リオデジャネイロ五輪の王者ブラジルからは、アーセナルのFWガブリエウ・マルティネッリをはじめ、オーバーエイジとして参戦する大ベテランのDFダニエウ・アウベス(サンパウロ)ら最多5人を選出。日本が17日に国際親善試合を戦うスペインもタレント軍団で、バルセロナMFペドリら4人が紹介されている。
そして日本からは久保と冨安が選ばれた。久保は「東京大会のサッカーの象徴」であり、「彼が潜在能力を最大限に発揮するのを見るのは魅力的」とされ、冨安は「左足と右足でほぼ同等の能力を備えた、魅力的な両利きディフェンダー」と紹介。トッテナムが獲得を狙う人材だと伝えている。
英誌「フォー・フォー・トゥー」が選んだ「東京五輪の注目選手20人」は以下のとおり。
アントニー(ブラジル/FW/アヤックス/21歳)
アルネ・マイアー(ドイツ/MF/ビーレフェルト/22歳)
ブライアン・ヒル(スペイン/FW/セビージャ/20歳)
ダニエウ・アウベス(ブラジル/DF/サンパウロ/38歳)
ディエゴ・ライネス(メキシコ/MF/ベティス/21歳)
エンゾ・ル・フィー(フランス/MF/ロリアン/21歳)
ファウスト・ベラ(アルゼンチン/MF/アルヘンティノス/21歳)
ガブリエウ・マルティネッリ(ブラジル/FW/アーセナル/20歳)
イ・ガンイン(韓国/MF/バレンシア/20歳)
リベラト・カカーチェ(ニュージーランド/DF/シント=トロイデン/20歳)
マテウス・クーニャ(ブラジル/FW/ヘルタ・ベルリン/22歳)
ミケル・メリーノ(スペイン/MF/レアル・ソシエダ/25歳)
ミケル・オヤルサバル(スペイン/FW/レアル・ソシエダ/24歳)
ナサナエル・ムブク(フランス/FW/ランス/19歳)
ネウエン・ペレス(アルゼンチン/DF/アトレティコ・マドリード/21歳)
ペドリ(スペイン/MF/バルセロナ/18歳)
レイニエル(ブラジル/MF/ドルトムント/19歳)
久保建英(日本/MF/レアル・マドリード/20歳)
冨安健洋(日本/DF/ボローニャ/22歳)
ティアゴ・アルマダ(アルゼンチン/FW/ベレス/20歳)
(FOOTBALL ZONE編集部)