「呪いをかけた」 EURO優勝のイタリア代表主将キエッリーニ、PK戦での裏話告白

イタリア代表DFキエッリーニがPK戦での裏話を告白【写真:AP】
イタリア代表DFキエッリーニがPK戦での裏話を告白【写真:AP】

イタリアはイングランド相手にPK戦で勝利、キエッリーニはサカが蹴る前に呪いをかけていたことを告白

 欧州選手権(EURO)は現地時間11日にロンドンのウェンブリーで決勝が行われ、イタリアがPK戦の末にイングランドを下して53年ぶり2回目の優勝を果たした。イタリアの主将DFジョルジョ・キエッリーニは、PK戦でイングランド5人目のキッカーMFブカヨ・サカがボールを蹴る前に「呪いをかけた」と告白したと、英紙「デイリー・メール」などが報じている。

 イタリア対イングランドの一戦は延長でも決着がつかず、PK戦までもつれ込んだ。イタリアがPKスコア3-2とリードして、後攻のイングランド5人目サカがボールを蹴る直前、キエッリーニはセンターサークル内から「キリコチョ(Kiricocho)」という言葉を叫ぶ。するとその直後にサカはPKを失敗し、イタリアの優勝が決まった。

 この「キリコチョ」とは南米発祥の言葉だという。英語では「呪い」や「ジンクス」と訳されることがほとんどだが、元々はエストゥディアンテス(アルゼンチン)の練習見学によく来ていた熱狂的なファンの名前。彼が練習を見に来るたびに誰かが怪我をするなど不運が相次いだ。

その噂を聞いたカルロス・ビラルド監督は、彼に「試合に来て相手チームに呪いをかけてくれ」と依頼。すると、エストゥディアンテスは見事優勝。負けたのはボカ・ジュニアーズ戦の1試合だけだった。しかもそのボカ戦に、キリコチョ氏は来ていなかったという。

 それから「キリコチョ」という言葉が南米では呪いの言葉となり、欧州でも試合を決定づけるPKの場面などで、相手に失敗させたい時などにつぶやく選手が増え出したようだ。

 キエッリーニ本人も、スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版の記者に「すべて認めるよ、Kiricocho!」とのメッセージを送っており、この言葉を使ったことを認めている。勝負を分けたのは、もしかしたらこの“呪い”だったのかもしれない。

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