ケガ人続出の危機も司令塔ピルロに頼らず… イタリア代表がEURO候補メンバー30人を発表
2012年大会で輝いた悪童バロテッリも落選
イタリア代表が来月開幕する欧州選手権(EURO)フランス大会の登録メンバー候補30人を発表した。ACミランMFジャコモ・ボナベントゥーラ、マッティア・デシリオ、リッカルド・モントリーボが選出される一方で、ニューヨーク・シティFCの司令塔アンドレア・ピルロ、ミランの悪童FWマリオ・バロテッリというビッグネームが外れた。
来季チェルシーを率いることが決まっているアントニオ・コンテ監督は、予備登録メンバーからビッグネームを外した。ユベントスの司令塔クラウディオ・マルキージオ、パリ・サンジェルマンのMFマルコ・ヴェラッティという中盤の実力者が故障で欠場となる危機的状況のなかで、コンテ監督はセリエA優勝6回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝2回、2006年ドイツ・ワールドカップ優勝という百戦錬磨のピルロの力を借りようとしなかった。
また、2012年のEUROでイタリア代表を決勝に導いたバロテッリも、ミランで今季1得点と不振のシーズンを送ったことから、メンバーから外れた。
ストッパー候補には王者ユベントスからレアンドロ・ボヌッチ、アンドレア・バルザーリら4人が選出されている。今季ローマで復活した”ファラオーネ”こと、ステファン・エル・シャラウィもメンバー入りを果たしている。
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