「何度でも泣ける」 柏FW、後半AT9分の劇的“角度なし弾”に喝采「やっぱ持ってる」

決勝点を決めた柏FWクリスティアーノ【写真:Getty Images】
決勝点を決めた柏FWクリスティアーノ【写真:Getty Images】

柏FWクリスティアーノが湘南戦で決勝点、後半ATで3ゴールが生まれる劇的な展開

 柏レイソルは27日、J1リーグ第20節で湘南ベルマーレと敵地で対戦し、後半アディショナルタイムに3つのゴールが生まれる劇的な展開で4-2と逆転勝利を収めた。後半AT9分に生まれたFWクリスティアーノの決勝点を、「DAZN」公式ツイッターが「ドラマは最後に待っていた!」と綴って映像を投稿すると、ファンからは「何度でも泣ける…」といった称賛の声が上がった。

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 レモンガススタジアム平塚で行われた一戦は、湘南が1点を先制して折り返した後半に大きく動く。柏が後半5分に同点に追いついた後の同12分、湘南FWタリクがロングスローからの混戦でゴールネットを揺らすが、シュート直前のシーンでハンドを取られ、VAR判定の末にノーゴール。それでも湘南は同33分、FWウェリントンが勝ち越しゴールを奪い2-1とした。

 その後、湘南は同39分にもFW町野修斗が後方からのパスに抜け出して左足を振り抜きネットを揺らしたが、ここもVAR判定の末にハンドを取られてノーゴール。後半に2度のオンフィールドレビューが行われたこともあり、ATは9分と表示された。

 するとここから柏に流れが傾く。後半AT3分、ゴール前の混戦からDF大南拓磨が滑り込んで押し込むと、両者が攻め合うなかで同AT9分にドラマが生まれる。柏が自陣で得たFKの場面、GK佐々木雅士が前線へ大きく蹴り出す。このボールを左サイドでFWペドロ・ハウルが競り勝って落とすと、クリスティアーノがエリア内に侵入して左足を一閃。角度のない位置だったが、ニアサイドを抜いて勝ち越しゴールを奪うと、チーム全員で歓喜を爆発させた。

 ワンチャンスを生かしたエースの一撃を、「DAZN」公式ツイッターが「ドラマは最後に待っていた! AT9分 #クリスティアーノ の逆転弾! 角度のないところを左足で流し込んだ!!」と綴り投稿。ファンからは「かっこ良すぎる…」「やっぱクリスは持ってる」「神!」「クリスティアーノはプレーに魂感じるから好き」「何度でも泣ける…」「ゴールが決まった瞬間泣きそうになった」などの声が寄せられていた。

 試合はその後、ペドロ・ハウルにも追加点が生まれ、AT12分間で3ゴールが生まれる劇的な展開。8戦未勝利(1分7敗)と苦しんでいたチームにとっては、悪い流れを断ち切る1勝となった。一方の湘南にとっては、ハンドによって2点が取り消された末に、ATで逆転されるという悔やまれる敗戦となった。

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