日本代表、ピクシー率いるセルビアと一進一退の攻防 欧州強豪との一戦は0-0で後半へ

セルビア戦はスコアレスドローで後半へ【写真:Yukihito Taguchi】
セルビア戦はスコアレスドローで後半へ【写真:Yukihito Taguchi】

森保ジャパン初の欧州勢とのテストマッチ、前半は膠着状態で推移

 日本代表は11日、国際親善試合のセルビア戦に臨み、互いにビッグチャンスのない膠着した前半を0-0で折り返した。

 日本は前線で軸になってきたFW大迫勇也が負傷離脱し、スピードが武器のFW古橋亨梧を1トップに起用した。一方、現役時代に名古屋グランパスで活躍し、“ピクシー”の愛称で親しまれたセルビアのドラガン・ストイコビッチ監督は、来日メンバーのうち特に前線はベストメンバーではなく、若手にチャンスを与えていることを明言していた。

 立ち上がりから全体的には日本がボールを保持する時間が長いものの、ゴール前に入り込み切れない攻撃が続いた。2列目のMF南野拓実やMF鎌田大地がコンビネーションでの崩しを狙う場面、MF伊東純也がカットインから左足ミドルを狙う場面もあったが、相手の最終ラインを突破しきれなかった。

 一方で日本の守備陣はセルビアのカウンターを未然に防ぐプレスを機能させ、セットプレーを与えた場面も危なげなく守り切った。ともに決定機と言えるほどの大きなチャンスを作り出せない膠着した展開のまま、前半は0-0で終了。勝負は後半に持ち越された。

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