なでしこジャパン、高倉監督も頭を悩ます「厳しい状況」の欠如 最終選考の鍵は?

「もう1試合あるので、チャンスを与えながら結果を出してほしい」

 日本が一方的に攻撃する時間の長い試合が3試合続いてしまったなかで、五輪への選手選考に使える試合も残り1試合になった。高倉監督はその点について、このように話している。

「厳しければ厳しい試合の中でどんなプレーができるかという、厳しい試合でなければ出てこない要素があると思う。そのへんは正直、見にくい部分もある。本当に国際試合で戦っているという部分で見てみれば、その選手が持っているもの、やろうとした質、表現した質は見えてくる。このマッチメークというのは自分たちで動かせるものではなく、こういう状況の中でも自分たちのサッカー、世界で通じるサッカーを地に足を着けて判断していきたい」

 コロナ禍でマッチメークの自由度は低いが、国際試合ができること自体をプラスに捉えつつ、そのなかでも選手のプレーを判断していく。そして、「能力がある、もっとできるはずというままでは18人に入るのは難しい。そのへんはチャレンジをしてもらっている。新たな発見、思ったよりできたという選手もいれば、思ったより元気がなかった選手もいる。もう1試合あるのでチャンスを与えながら結果を出してほしい。選考では非常に頭が痛いなと思う」と話した。

 中2日での13日に予定されているメキシコ戦(カンセキスタジアムとちぎ)で、本戦を見据えた選考のしやすい状況がピッチ上に生まれるのか。コロナ禍における五輪へ向けた準備のなかで、選手選考には想像以上に難しい状況が生まれているとも言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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