「C・ロナウド史上最悪のFK?」 衝撃の“宇宙開発”シュートに世界騒然「恐ろしい」

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

イスラエル戦で代表通算104ゴールも…前半のFK失敗シーンの映像が拡散

 ポルトガル代表は現地時間9日、イスラエル代表との国際親善試合に臨み4-0で勝利した。15日に初戦を迎える欧州選手権(EURO)に向けて最後のテストマッチに快勝し、FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)も順調な仕上がりを感じさせて1ゴールを決めている。その一方で海外メディアは、絶対的エースが直接FKのシュートをミスした場面に注目。「C・ロナウド史上最悪のフリーキック?」など驚きをもって伝えている。

 2016年の前回大会で同国史上初のEURO制覇を果たしたポルトガル。連覇を目指す王者だが、グループリーグではフランス、ドイツ、ハンガリーが同居する“死の組”に組み込まれた。厳しい戦いが待ち受けるなか、4日のスペイン戦(0-0)に続き、イスラエルとの大会前最後のテストマッチに臨んだ。

 試合は前半42分にMFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)が決めてポルトガルが先制。その2分後にロナウドが、相手GKの股を抜く代表通算104点目のゴールを決めて2-0。ポルトガルは試合終了間際にも2点を追加して4-0と快勝した。

 後半27分までプレーしたロナウドだが、海外メディアから思わぬ注目を浴びているのが、前半41分の直接FKのシーンだ。ゴール正面やや左、約25メートルの位置にセットされたボールに対し、トレードマークである“仁王立ち”したロナウドが助走を開始。思いっきり右足を振り抜くも、ボールはゴールの遥か上へと飛び、まさかの“宇宙開発”シュートとなってしまった。

 このシーンに海外メディアも反応。英サッカー情報サイト「CaughtOffside」が「恐ろしいフリーキック」と伝えれば、英メディア「GIVE ME SPORT」も「C・ロナウド史上最悪のフリーキック?」と見出しを打って報道。「ロナウドのフリーキックの技巧が薄れつつあることを改めて思い知らされた」と綴っている。

 ポルトガル代表で長年にわたってゴールを量産し続けるロナウドだが、偉大だからこそ、1本のFK失敗が世界中に拡散されているようだ。

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