八百長疑惑のラージョが2部降格… 怒り心頭の会長、残留を争ったヒホンに敗れたビジャレアルこそ「八百長」と罵倒

最終節でレバンテに勝利も、勝ち点1及ばずに2部降格が決定

 八百長疑惑をかけられたリーガ・エスパニョーラのラージョ・バジェカーノは、15日の最終節の結果を受けて2部降格が決まった。クラブの会長は試合後の記者会見で怒りを爆発させ、この日残留を争ったスポルティング・ヒホンの対戦相手こそ「八百長だ!」と罵ったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 リーガは14日にバルセロナが連覇を決めたが、その翌日に行われた残留争いも熾烈を極めた。第37節終了時点で17位ヒホン、18位ヘタフェ、19位ラージョのうち残留の椅子が残されたのは1クラブのみ。そのなかでヘタフェは1-2で敗戦して、自らその権利を失った。一方でラージョはレバンテ相手に3-1の勝利を収めて、ヒホン戦の結果次第となった。

 しかし同時刻で行われたヒホン対ビジャレアルの一戦は前半8分、後半34分と、ホームチームが得点を挙げて2-0で試合終了。勝ち点を39に伸ばしたヒホンに対して、ラージョはわずか1差及ばずに1部から“アディオス”となった。

 この結果に怒りが収まらなかったのは、ラージョのラウル・マルティン・プレサ会長だ。ヒホンの対戦相手ビジャレアルに対して、痛烈な批判を連発した。

「ビジャレアルは彼らの持つ最高のラインアップ、戦術的な賢さを発揮していなかった。私にはあの試合が“八百長”にしか見えない!」

 

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