日本代表、2戦連続の二桁得点! 大迫5発…ミャンマーに10-0圧勝でW杯最終予選に進出

FW大迫勇也の5ゴールなどでミャンマーに10-0の大差勝利【写真:高橋 学】
FW大迫勇也の5ゴールなどでミャンマーに10-0の大差勝利【写真:高橋 学】

ミャンマーを前半から圧倒、南野はW杯アジア予選6試合連続ゴールを達成

 日本代表は28日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦に臨み、FW大迫勇也のハットトリックなどで10-0と大勝。9月のアジア最終予選への進出を決めた。

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 これが2次予選6試合目になる日本は、勝利すれば2試合を残して突破が決まる状況。前日会見で森保一監督が欠場を示唆したDF冨安健洋が務めてきたポジションにはDF板倉滉が入り、主将のDF吉田麻也とコンビを組んだ。また、左サイドバックにはDF長友佑都が起用された。

 立ち上がりから敵陣に相手を押し込んでゲームを進めた日本は前半8分、縦パスを受けたMF南野拓実とMF鎌田大地が2回連続のワンツーを決めてミャンマー守備陣を突破。最後は相手GKと1対1になった南野が右足アウトサイドで逆を突くシュートを決めて先制。これで南野はW杯予選6試合連続ゴールを記録。最多7試合連続ゴールのMF本田圭佑の記録まで、あと1試合に迫った。

 さらに同22分、日本は右サイドで相手からボールを奪った勢いのままカットインしたMF伊東純也から南野へつなぐと、オーバーラップした長友へ。その長友のクロスをFW大迫勇也が頭で叩いてゴール。攻撃の手を緩めない日本は同30分、MF遠藤航とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入したDF酒井宏樹が相手の前に体を入れてファウルを誘いPKを獲得。これを大迫が冷静に決め、3-0とした。

 そして同36分、右サイド深くまで侵入した伊東のクロスをファーサイドで長友が叩くと、ゴール前の大迫が押し込みW杯予選2試合連続のハットトリックを達成。ゴールラッシュで4-0とした日本は、大量リードでハーフタイムを迎えた。

 森保監督は後半から吉田に代えてDF植田直通、酒井に代えてDF室屋成を送り込んだ。後半も攻撃的に立ち上がった日本は同4分、右サイドからMF鎌田大地が入れたグラウンダーのクロスを受けた南野がシュートを放つと、大迫がコースを変えてゴールに流し込んだ。同11分にはオーバーラップした室屋のマイナスクロスをMF守田英正が押し込んで6-0とし、手を緩めない姿勢をスコアで表した。

 日本はMF原口元気を投入して1ボランチに変更すると、同21分には大迫のパスを受けた南野が追加点。同39分には鎌田、同43分には大迫、同45分には板倉が決めて10-0とし、大量ゴールで2試合を残して2次予選突破を決め、9月から始まるアジア最終予選への切符を手に入れた。

 今後はU-24日本代表と分かれ、A代表は6月に国際親善試合2試合と、2次予選の残り2試合を戦う。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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