香川が来季ドルトムントの「主役トリオ」に! 主力の大量流出危機でチームの”顔”に抜擢

来季新ユニホームのモデル役をロイス、シュメルツァーと務める

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が、来季のチームの主役トリオの一角に抜擢された。クラブは公式ツイッターなどで来季の新ユニホームを発表。「プライドを胸に」と題された黄色と黒のスタイリッシュな縦縞の戦闘服のモデル役に、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、2021年まで契約延長したばかりのDFマルセル・シュメルツァーとともに起用された。

 ドルトムントは今夏、主力の大量離脱危機に瀕している。すでに主将のドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、来季宿敵のバイエルン・ミュンヘンに移籍することが発表されている。

 来季契約満了となるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、右膝脱臼の重傷で長期離脱を余儀なくされるなか、マンチェスター・シティ移籍で合意と地元メディアでは報じられている。アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンにも移籍の可能性が浮上している。

 ドルトムントはフランスリーグ新人王のレンヌFWウスマン・デンベレをバルセロナとの争奪戦の末に獲得したが、「ファンタスティック4」と呼ばれた攻撃ユニットのうち、ドルトムントに残留するのがロイスと香川のみになる可能性もある。最終節の本拠地ケルン戦を控えた段階で、今季リーグ戦9得点9アシストの香川は、来季主役級の活躍が求められることになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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