「Jリーグバブル」の実像 外国籍選手の14日間の待機生活をリーグ公式が動画公開で反響

ヴィッセル神戸に新加入のFWアユブ・マシカ【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸に新加入のFWアユブ・マシカ【写真:Getty Images】

バブル入りから、PCR検査や生活の注意点の説明、個人練習の様子などを収録

 Jリーグは今年3月下旬から約1カ月間、新型コロナウイルスの影響で来日できていない外国籍の選手や監督、コーチについて、政府が徹底した防疫措置を条件に入国を認めたことを受け、福島県の「Jヴィレッジ」で選手を受け入れ、隔離施設として使用していた。隔離生活を終えた選手たちの中には、すでに公式戦に出場している選手たちもいるが、Jリーグ公式YouTubeチャンネルが「Jリーグバブル」の様子を公開し、反響を呼んでいる。

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「外国籍選手たちの14日間の待機生活~Jリーグバブル~」

 このように題された映像では、21年3月26日~4月29日までの期間、新規入国の外国籍選手がJヴィレッジで14日間の待機生活を送る「Jリーグバブル」の様子を収録。常駐したスタッフに装着していたカメラによる記録映像で、バブル入りから、PCR検査や日々の生活の注意点の説明、個人トレーニングの様子などが分かる。

 なかには、今年3月26日にヴィッセル神戸の新加入選手として来日したケニア代表FWアユブ・マシカの姿もあり、隔離期間を終えて施設をあとにする際には、「Bye(さよなら)」「Thank you(ありがとう)」とスタッフに挨拶していく様子も印象に残る。マシカは4月17日のJ1リーグ第10節湘南ベルマーレ戦(0-0)で公式戦&リーグデビューを飾り、ルヴァンカップではグループステージで2ゴールを挙げた。

 今回の動画公開に対しては、ファンから多くのコメントが寄せられている。

「全てのスタッフの方々に感謝」
「マシカ選手礼儀正しいね」
「この厳しい状況で隔離されてきてくれる外国人選手には感謝しかない」
「異国の地に来てこんな暮らししてすぐ活躍する選手たちに尊敬」
「スタッフの方にはありがとうございますの言葉しかでない…」

 今季は審判と選手のやり取りなども公開されて反響を呼んでいたが、「Jリーグバブル」のリアルな様子も大きなインパクトを残している。

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