新天地に求めるのは「自立性と野心」

　同サイトによると、ミハイロビッチ氏は次期クラブを選ぶ基準を「自立性と野心を持つチーム」としている。ミランでは現場介入をライフワークとするシルビオ・ベルルスコーニ会長からの日常的なリクエストに辟易して確執が生まれたとされているだけに、クラブ内での雑音が少ない環境を求めているようだ。

　果たして、名物会長のゴリ押しに屈せず、ハードワークを軸とするチーム作りでミランにバランスをもたらした“鬼軍曹”は、来季にどのクラブのベンチに座るのか。それに対しては、ミランも金銭的な事情から興味津々というのが現状のようだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images